翼状片(よくじょうへん)について原因や症状、治療法についてご紹介します。
翼状片とは?
翼状片とは、白目の表層を覆っている結膜が、黒目(角膜に)侵入してくる病気です。
頻度としては、鼻側にできることが多いとされています。
翼状片の原因
原因は未だもって不明ですが、紫外線が誘因となるとも言われています。
翼状片の症状
角膜上に進入した結膜の充血や異物感、瞳に接近すると乱視が強くなります。
翼状片の治療
翼状片の根治療法は手術による除去しか方法がありません。
40歳代までは再発率が高いため、50歳以降になってからの手術が適切な時期とされています。大きさも中等度の大きさのものが翼状片手術適応となります。
翼状片の術後
翼状片は瞳に迫るような大きさになると乱視が強くなり、視力低下にもつながることもあり、また再発しやすい病気なので手術の時期を慎重に選ぶなど、翼状片を認めたら早めに眼科受診されることをお勧めします。