院長コラム8.30 『人に伝わるか、伝わらないか』

『人に伝わるか、伝わらないか』

今日は、『人に伝わるか、伝わらないか』と題してコラムを書いてみようと思います。


たまに、自分の言っていることに対してなんであの人はあんな反応をするんだろう、なんであんなことを自分に言ってくるんだろうと自分が感じている時は、きっと本意が伝わってないことが原因なのではないかと思っています。これが『人に伝わってない』事例です。


これは、自分が伝える側であったり、伝えられる側であったりするのですが、どちらがに立っていても共通するのではないかと思っています。


一番わかりやすいのは、自分が伝えられる側に立った時の方かなあと思います。例えば、あまり信頼していない人にキツイ言葉を投げかけられたらどうでしょうか。単なるキツい言葉として受け取るだけだと思います。


対して、信頼している人からの言葉なら、手厳しいけど自分のことを思いやっての言葉として、時に感謝することもあるのではないでしょうか。


上の文章の中にも書きましたが、多くの場合、物事の伝わりやすさは、相手との『信頼関係のあるなし』に関わっているのではないかと思っています。


信頼関係のない人に微妙な言葉を使われると、良いか悪いかで判断すると大抵は悪いほうの意味合いで受け取ってしまうものだと思います。


逆に信頼関係のある人の言葉であれば、微妙な表現でも良い意味合いで捉えるのではないかと思います。


同じ言葉を使っても明暗が全く別れてしまう。これはとても大きな違いです。でも、これが現実なんです。


だからこそ、普段から日々信頼関係が築けるように日々のコミュニケーションが大切なんだと思っています。信頼関係は日々の積み重ねでしか積み上がらないもので、一気に積み上がるものではないのです。


家族、友人、職場の仲間などに対して、『会話をしてコミュニケーションを頻繁にとること』、『約束を守ること』、『責任を果たすこと』、『話を聴くこと』、『思いやり』、『優しさ』、『日々の挨拶』、『笑顔』など、日々のひとつひとつなんだと思っています。


上に書いたどれかが欠けると、安定、安心した人間関係や信頼関係は得られないと思っています。


中でも一番大切なのは、僕は『会話をしてコミュニケーションを頻繁にとること』だと思っています。これが出来ているだけで、心の安心が得られるからです。


更に本質を言うと『そこに愛があるかないか』になるんだと思います。どこかのCMみたいですが、とても大切なことです。


『人に伝わるか、伝わらないか』は、普段の小さな会話や行動の積み重ね。これしかないと思います。上手く伝わらない時は、信頼関係がちゃんとできているのかをもう一度振り返ってみてください。そして積み重ねてみてください。きっと伝わるようになると思います。


『うれしい、楽しい、大好き、きっと上手くいく、ついてる』良い言葉を使って、自分も周りの人も幸せにしちゃいましょう。

今日も一日いい日になりますように。