お悩み相談一覧
Q
飛蚊症がとても気になっています。色々なwebサイトを見ると、直ぐに受診すべきとか、問題ないなどいろいろ書いてあります。どうするのが一番良いでしょうか?
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Q
最近コンタクトレンズが上の方にずれやすく、時に外れてしまうこともあります。目やにや違和感もあります。
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Q
はやり目と診断され点眼治療をしているが、1週間しても眼脂も減らず、まぶたが腫れてきています。どうすれば良いでしょうか。
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Q
眼精疲労に対して薬局で購入した眼精疲労改善の目薬をつけていますが、改善しません。どうすれば良いでしょうか。
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Q
白内障手術をして、数年経過したのですが、最近になって曇ったように見づらくなってきました。手術後の経過が良かったため、ここ数年は眼科受診をしていませんでし…
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- Q
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飛蚊症がとても気になっています。
色々なwebサイトを見ると、直ぐに受診すべきとか、問題ないなどいろいろ書いてあります。
どうするのが一番良いでしょうか?
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普段の外来において軽度の飛蚊症で、問題ない生理的飛蚊症ではないかと思っても、実際に瞳孔を開く散瞳検査を行ってみると、網膜に穴が開いており、網膜剥離の手前であったなどというケースを経験します。
診察をしていて感じるのは、患者さんが訴える飛蚊症の程度やその大きさから、目の中の状況を完全に予想することは、我々医師でも不可能であるということです。
なので、飛蚊症は軽度でも必ず早期に(ここがポイントです)、眼科で散瞳検査をすることをお勧めします。網膜の穴は、網膜裂孔と言って放置すると、その穴から眼内の水が網膜の下に入り、網膜剥離になってしまいます。早期に発見できれば、裂孔周囲にレーザー光凝固を施行することで事なきを得ます。しかし、裂孔を放置して網膜剥離に至ってしまうと入院手術が必要になります。『飛蚊症があったら、迷わず眼科受診』これが、飛蚊症の鉄則です。
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- Q
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最近コンタクトレンズが上の方にずれやすく、時に外れてしまうこともあります。
目やにや違和感もあります。
- A
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コンタクトレンズによる巨大乳頭結膜炎の可能性があると思います。アレルギー性結膜炎の一種で、2weekコンタクトレンズなどの硬いレンズによる眼瞼結膜に対する物理的な刺激が原因となっています。なので点眼加療を行うだけでなく、同時に適切なコンタクトレンズに変更することで完治することが多いものです。適切な点眼治療とコンタクトレンズの変更が鍵になりますので、是非眼科受診をお勧めします。
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- Q
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はやり目と診断され点眼治療をしているが、1週間しても眼脂も減らず、まぶたが腫れてきています。どうすれば良いでしょうか。
- A
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はやり目の殆どは点眼加療にて、1-2週間で改善するケースがほとんどですが、まれに偽膜と言って瞼の裏側に白色透明の膜が生じる場合があります。この膜を偽膜と言います。この偽膜が生じると点眼がなかなか効かずに結膜炎は逆に悪化し、まぶたが腫れたり、角膜に傷が入り眼痛を生じることもあります。このようなケースの場合は、この偽膜を除去しないと改善することは非常に難しい状態になります。上記の症状が出ている場合には、早期に眼科受診して、偽膜を取る必要があります。場合によっては偽膜除去後数日で、再度偽膜が生じることもあり、何度か除去が必要な症例もあります。偽膜が生じなくなってから、1-2週間後に結膜炎は完治し、まぶたの腫れも改善します。
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- Q
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眼精疲労に対して薬局で購入した眼精疲労改善の目薬をつけていますが、改善しません。どうすれば良いでしょうか。
- A
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眼精疲労が強度の場合には、物を見るときにピント調節にかかわる筋肉の緊張がとても強いか方がいます。その場合には、その緊張をほぐす点眼を追加する必要があります。また、眼精疲労様の症状はドライアイでも生じるため、眼精疲労ではなくドライアイから生じている場合があります。その場合には、眼精疲労の点眼薬を使い続けても改善しないことになります。以上のことからも、眼科での的確な診断がとても重要になってきます。
状態にあった点眼をすることで改善の近道となります。治らない眼精疲労がある場合は、是非眼科医に相談してみることをお勧めします。
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白内障手術をして、数年経過したのですが、最近になって曇ったように見づらくなってきました。手術後の経過が良かったため、ここ数年は眼科受診をしていませんでしたが、最終受診時には手術後の経過も良く、眼底にも異常はないと言われていました。どのようなことが考えられるでしょうか。
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2年眼科受診をしていないとその間にあらたな眼疾患が生じている可能はありますが、白内障術後に約20%生じる後発白内障が最も疑わしいと思われます。
後発白内障は、術後数か月から数年経過した時期に生じるもので、眼内レンズが入っている水晶体嚢が混濁することで、視力低下が生じます。後発白内障の有無は、眼科受診をすることですぐに判断できます。もし、後発白内障がある場合は、YAGレーザーによる後嚢切開術を行えば、視力改善は改善します。もし、後発白内障でない場合には、他の眼疾患の存在が疑われ、その疾患に対する治療が必要と考えます。
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上記はあくまでも一般的な眼の疾患症状への回答となります。本来は外来にてしっかりと診察させていただく必要がありますので
お時間のある際に一度ご来院いただけますようお願い申し上げます。