院長コラム  『人の本質は細部に滲みでるもの』 2022.9.5

院長コラム 『人の本質は細部に滲みでるもの』

みなさん、お久しぶりです。最近なかなかコラムの題材に悩むところもあり、更新が滞ってしまいました。申し訳ないです。

たまに、外来診察中に「コラム見てますよ。癒されてます」と言ってくださるので、今後も続けたいと思っています。本当にありがとうございます。

今日は、某企業の冊子に載っていたものが、とても的を得ている納得のいくものだったので、ここにご紹介します。

タイトルは「人の本質は細部に滲みでるもの』です。

①性格は「顔」に出る。

②生活は「体型」に出る。

③本音は「しぐさ」に出る。

④感情は「声」に出る。

⑤センスは「服」に出る。

⑥美意識は「爪」に出る。

⑦清潔感は「髪」に出る。

⑧落ち着きのなさは「足」に出る。

⑨気配りは「食べ方」に出る。

⑩人間性は「弱者への態度」に出る。

全てが頷ける内容で感心しますが、僕は10番の『人間性は「弱者への態度」に出る』は、なるほどと思いました。この場合の弱者とは、立場的に弱いということだと解釈しました。例えば、お店屋さんに行った時のお客さんと店員さんの関係です。この場合、店員さんが弱者となります。

普段はとても良い人に見えるのに、お店のスタッフに対してはとても大柄な態度を取ったり、スタッフさんが話しかけているのに返事もしない、会計でお金を投げつけるように出したりする人を見かけることがあります。こんな時この人は本当はどんな人なんだろうと思ったりすることがあります。

逆に、僕がこの人は本当に立派だなあと思う人は、いつもどんな時も、どんな立場の人に対しても同じく丁寧な対応をされ、人に敬意を持って接しているのがよく伝わってきます。隣で見ていてとても気持ち良く、清らかな気持ちにこちらまでさせてくれます。その方とお会いすると、僕もこんな人になりたいといつも思ってしまいます。

目上の人や付き合ってメリットのある人には丁寧な人は沢山いますが、どんな人に対しても接する態度が変わらない人は少ないです。本当に人の本質がでる場面だなあと思います。

僕も周りの人が見ていて、気持ちいいと思われる人間になりたいと改めて思う今日この頃です。

『うれしい、楽しい、大好き、きっと上手くいく、ついてる』良い言葉を使って、自分も周りの人も幸せにしちゃいましょう。

今日も一日いい日になりますように。