院長コラム 『大谷翔平とマー君』
『大谷翔平とマー君』
先日、大リーグのエンゼルスに所属する大谷翔平選手が、グラウンドに落ちているゴミを拾う行為を賞賛する記事が話題になっていました。
大谷選手いわく、『他の人が捨てた運を、拾う事にもなる』という考えのもと、ゴミ拾いを続けているとの事でした。
何年か前にも、当時東北楽天イーグルスにいたマー君こと田中将大選手(現在はニューヨークヤンキース所属)もグラウンドのゴミを拾って話題になりました。
マー君は、『グラウンドには野球の神様がいるから、綺麗にしておくべきなんだ』というようなことを言っていたように記憶しています。
やはり、影響力のある若い世代がやると、とても心に響くものがありますし、影響力のある自分をちゃんと理解した上で自分の一挙手一投足に気を配っている彼らは若いながらにしてとても立派だなあと感心してしまうばかりです。
そんな中、毎朝の犬の散歩をしている時のことです。30前半ぐらいの男性が犬の散歩をしながら、しゃがんでは何かをしています。
すれ違ってから振り返ってしばらく見ていたら、どうやら道に落ちているタバコの吸い殻を拾い続けていたのです。
最近殆ど見なくなったゴミを拾う光景を目の当たりにして、大谷翔平選手やマー君の話以上に衝撃を受けました。すごく神聖なというかとても美しい行為に思えて、大袈裟かもしれないけど心が打たれる思いでした。
犬の散歩時には、必ずフンを入れる袋を散歩よう手提げに入れています。これなら僕にも出来るかもしれないと翌日からやってみることにしました。
本当に少しの事ですが、気持ちいい朝のスタートが切れる気がします。また何故かすごく得した気分になるのも、とてもいいです。是非続けてみたいと思います。
今日も一日、いい言葉、いい笑顔。自分も周りも笑顔にしちゃいましょう。
今日も一日お元気で。