院長コラム 『大嫌いなマラソン』
『大嫌いなマラソン』
以前もコラムで書いた事がありますが、マラソンと山登りだけは、なぜやるのかが全く理解できませんでした。
昨年12月ある会の食事の時に、世田谷の整形外科のK先生と同席になりました。K先生はマラソンで減量して今ではフルマラソンまで出場するスポーツマン。
マラソンが大嫌いな自分の前にこんな先生が目の前に座るのも、何かの縁だろうと思い、なぜ走り始めたのかを伺ってみました。
するとそのきっかけは、ある本にあることを教えてもらいました。その本のタイトルは、『ランニングする前に読む本』田中宏暁 著、講談社でした。
即実行が好きなので、食事をしているその場でAmazonで本を注文し早速読みました。
内容は、一言で言えば、『ハアハアせずにしてもフルマラソンは走れるようになる』という内容で、スロージョギングという理論とその理屈がとても分かりやすく書いてありました。
そこにはどんなに遅くてもジョギングすると、ウォーキングでは鍛えられない大腿の裏側の筋肉(加齢と共に衰える筋肉)が鍛えられるという事も書かれていました。
それを知ったら歩くのなら小走りした方がお得な気がして、通勤時は小走りを始めました。それが300m、800m、1km、2kmと段々と距離が伸びて、今では6kmを走るようになりました。
そんな今でもいつも走り始めは、止めたい、引き返そう、歩いてしまおうと思うのですが、そんな気持ちは走り続けているといつのまにか無くなり、最後まで走り続けられてしまうのです。
『やり続けていると辛いのことは、いつまでも続かない』という事もジョギングから学び、今では教訓として自分の中で役立っています。
いつまで続くのか毎日が自分との戦いです。でもアプリを使ってK先生と励ましあっているので、一人ではないところが弱い自分を鼓舞してくれています。
次はハーフマラソンなど大会に出場できたら、その時にコラムに書こうと思っています。必ず今年中にはと思っています。
今日も1日、いい言葉を使って、いい笑顔、自分も周りも笑顔にしちゃいましょう。