院長コラム 『マラソンは大嫌いだけど』

『マラソンは大嫌いだけど』

高校時代、硬式テニス部に入り、ウキウキしていたが、入部して確か半年位は、ボール拾いとマラソンだけであった。

 

たぶん高校の全部活中一番長い距離だったと思われるマラソン。とにかく走らされた。本当にテニスをやるのにこんなに走る必要があるのかと思うくらい走らされた。

 

そう思って反抗心からダラダラ走ろうといつも決意するのだが、負けず嫌いと何故か手抜きが出来ない不器用さから、いつも先頭を走っていた。でも走るのは本当に嫌いであった。

 

そんなこともあってか、強制的に走らされない限り、それ以降マラソンらしきことは一切やらなくなった。

 

でも僕の周りの友人や先輩、お世話になった先生の中にマラソンをやっている人がたまにいる。

 

マラソン愛好家の方にはとても申し訳ないが、あんなに辛いことを何故自らやるのか、僕にはその人の気持ちが全く想像出来ない。山登りもしかりである。

 

なので、マラソンや山登りをしている人に会うと、『どうして走るんですか』、『どうして山に登るんですか』と毎回聞いていた。しかし、なかなか本音を語ってくれないので、更に分からない。

 

しかし、ある先輩のコメントで『どの分野でも凄いと思う人は、マラソンをやっている。何か共通するものがマラソンにはあるんだと思う』と。

 

これは、自分で試さない限り、自分の納得いく答えは出ないように、今日何故か結論が出た。

 

なので、今日から走ることにした。21時半に走り始めた。数年前に走ろうと思って買ったスパッツ?に短パンを履き、ひとまず走り始めた。

 

結論が出るのかでないのか、まずはしばらく走ってみることにした。