院長コラム 『アンティーク』
『アンティーク』
とても綺麗で気になるペンダントをされている患者さんがいらっしゃったので、『綺麗なペンダントをされていますね』と診察の合間に話してみました。
するとそれは以前イヤリングであったものをペンダントに作り変えてものであるとのことでした。それもアンティークものでした。
パープル色なんだけれど、多少琥珀がかったようななんとも言えない綺麗に輝いた石のペンダントでした。
アンティークの良さは以前使用していた人から受け継いで使っているという物の歴史を感じて、物が時代を越えて渡り歩くロマンの様なものを感じてしまいます。
親から受け継がれるものとは違う、また違った物生命力みたいなものを同時に感じ、ただの物とは思えない気がします。
ご本人伺うとアンティークの良さは、現代の技工士には作れない技術が詰まっているので、再現できないものもあるんですと教えてくださいました。新たな発見でした。
色々なモノが進化する時代、ちょっと昔に振り返って古くて新しい発見に戻るような、ちょっと立ち止まっる、ひと休憩の緩やかさ。
そんなゆったりを振り返るきっかけになるのがアンティークなのかもしれない、そんな思いになりました。
『一休み、一休み、慌てない、慌てない』。
僕の大好きな『一休さん』がテレビで放映されていた頃のお決まりフレーズです。時には『一休み』、大切に思っています。
今日も1日、いい言葉を使って、いい笑顔、自分も周りも笑顔にしちゃいましょう。