院長コラム 『人に好かれる言い換え術』 2024.9.16
院長コラム 『人に好かれる言い換え術』
先日Instagramを見ていたら、日本テレビの水卜アナウンサーに関するもので、『水卜アナに学ぶ人に好かれる言い換え』と言うものがありました。
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言葉を言い換えることで、印象が変わる言い換え術です。一部抜粋して書き出してみます。
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①似合ってますね → 私、それ凄い好きです
② 違う話ですが → その話で思い出したのですが
③ 了解です → 教えてくれてありがとう
④素敵ですね → こんな素敵な人いるんだ
⑤頑張ってください → きっと大丈夫です
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どれも、優しい気持ちがダイレクトに伝わるもので、さすが水卜アナウンサーは違うなあと思いました。
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どうせ言葉で伝えるなら、より相手の気持ちに訴える喜んでもらえる言葉、相手に恥をかかせない優しい言葉だったら、その言葉を受ける相手の心も温かく、嬉しくなるのではないでしょうか。その結果、人に好かれるようになるのではないでしょうか。
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1番目の『私、それ凄い好きです』は、主語が私なので、他の誰でもない私の個人の意見であること、凄い好きは最上級の褒め言葉なので、ダイレクトでとても伝わるんじゃないかと思ってしまいます。これは本当に凄い違いだなあと思います。ちょっとズキュンときちゃいますよね。
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以前、僕が大学病院に勤めている時のことです。もう15年以上前のことでしょうか。今だに覚えている言葉があります。
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風邪をこじらせたのか、とても体調を悪くしたことがありました。その時何人かの職場の同僚に『お大事になさってくださいね』と言われて、とても有り難く思いました。
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しかし、その中のある同僚ドクターが次の言葉を言ってくれたんです。
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『早く良くなるといいですね』
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いまだに覚えているのですから、その時は相当嬉しかったんだと思います。たった一言なのに、瞬時にその温かい気持ちと思いやりの気持ち、寄り添ってくれる気持ちがとても感じられたのを覚えています。
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その言葉を受けた時は、なんでこんなに伝わってくるんだろう、なんでこんなに気持ちが温かくなるんだろうと、しばらく佇んでしまったくらいのある意味衝撃を受けました。自分もこんな言葉を人にかけてあげたい、と思ったのを今でも覚えています。
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それ以来その同僚ドクターには、今も優しくて良いイメージしかないです。こんな経験もあって、話し言葉を本当に大切にする様になりました。話し言葉はその人そのもの、その一瞬の話し言葉が人生を変える可能性もあると思っています。
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今回の水卜アナの言い換えを見てから、暇な時に人が聞いて気持ちの良くなる言葉の言い換えを考えたりしています。良い言い換えがあった時には、iPhoneにメモったりしています。それは結構楽しい妄想だったりします。
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是非、皆さんも心が嬉しくなる言い換え考えてみてください。もし、見つかったら、是非診察時に僕にも教えてください。宜しくお願いします。
今回も最後までコラムをお読み頂き、ありがとうございました。
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『うれしい、楽しい、大好き、きっと上手くいく、ついてる』良い言葉を使って、自分も周りの人も幸せにしちゃいましょう。
今日一日が良い日でありますように😃😊😀🍀🔵