毎朝、僕が医院の玄関を開けるのですが、最近医院に入るとなんとも言えない森の奥に来たようないい匂いがするんです。 医院にもアロマはありますが、それとは違う匂いであることに気付きました。

待合室には沢山の植物を置いているので、もしやと思い一つ一つ確認してみたところ、そのいい匂いは昨年のクリスマスの時期にいつもとてもお世話になっている三軒茶屋の某外科先生から頂いたシクラメンからの匂いでした。

実はそのシクラメン、水をやり過ぎたせいか、一度は元気がなくなってほとんど枯れてしまったんです。でもとても可哀想な気がしてどうにかしようと、間引きをしながら丹念に丹念に水をやり、昼間はベランダに出して日光浴をさせたり、毎日お世話していたんです。その甲斐あって、ようやく2月に一輪の花が咲きました。

その一輪の復活が本当に嬉しくて、毎朝まず確認するのがいつの間にか日課になっていました。その結果、今では写真のようになりました。

日々いつも気にしてあげることの大切さを学びました。植物も人間と一緒で気にしてあげる思いやりは伝わるんだなと思いました。

最近は葉っぱもだいぶ繁ってきたので、かき分けて根元にあげていたら、小さな花や芽がでているのに気付き、また楽しみが増えました。植物って本当に楽しいです。

最近、植物のお陰かストレスもなく、いつもフラットで、優しい気持ちで診察ができているような気がします。植物さまさまです。もし、はるやま眼科にいらっしゃったら、僕の育てているシクラメンを見て、確認してみてください。自然のアロマはとっても心地いいです。

今日もスッキリした目で、いい笑顔、いい1日になりますように。