『頑張った』と言ってみる。

最近、院長コラムの内容にこだわり過ぎて考え過ぎてしまい、なかなか書けなくなってしまいました。大した内容でもないのに、ちょっとした作家気取りになっていました。

そんな中、久しぶりに書いてみようと思いました。

これは、以前から意識していることなんですが、とにかく自分の口から発する言葉は、綺麗なものにしようと心掛けています。

それは、自分が一番側で聞いているからです。一説によると脳は耳から聞こえる内容が誰から発せられているのかを判別できないと何かの本で読んだことがあります。自分が人を批判した発言をしたとすれば、同時に自分を批判した事になってしまうということです。これってとても恐ろしいことです。だからこそ、少なくとも自分発の言葉は最低限良いことば、綺麗な言葉を使っていこうと思っています。

それには、結構頭を使うんです。同じ内容でも表現を変えることで他の言葉にして発する訳ですから、最初はとても大変です。考えて喋れなくなります。批判するのも以前よりずっとブレーキがかかるようになります。

でも、これは訓練すれば、癖になり自然と出てくるものです。

もうこの発想は、5〜6年前から思って実践していますが、最初は『疲れた』と決して口に出さないことからやり始めました。その後の段階で、『疲れた』という代わりに『今日、頑張った』と言い換えることにしていました。

最近になって本当ここ1ヶ月でしょうか、家に帰って一息ついた頃に、自然と『今日、頑張った』と独り言ですが自然も口に出るようになりました。言った後から言った自分に気付きました。

自分へのご褒美言葉ですし、人から一日の頑張りをねぎらってもらっているのと同じ効果ですから、これって凄いと思いました。

是非、皆さんもやってみてください。自然に出たら、是非僕に教えてください。このコラムを読んだ人限定で盛り上がりそうです。

『うれしい、楽しい、大好き、きっと上手くいく、ついてる』良い言葉を使って、自分も周りの人も幸せにしちゃいましょう。

今日も一日いい日になりますように。